間違えてた!むだ毛処理とレーザー脱毛
女性にとって、半袖の季節が近づくと面倒なむだ毛処理のことで憂鬱になる方は決して少なくありません。
実際、多くの女性が脱毛クリームやワックス、カミソリで剃るといった自己処理をされていますが、これらの方法は定期的に行う時間がかかり面倒で、女性のお肌に与える影響を考えると決して好ましいことではありません。
最近の美容クリニックのレーザー脱毛は過去の脱毛法に比べ、痛みも少なく短期間でワキの下や手足、ビキニラインから襟足まで気になるほとんどの部分の脱毛ができます。
レーザー脱毛の光は主に毛根部のメラニン色素に反応し、毛の組織を破壊し瞬間的にむだ毛を脱毛します。
皮膚下の伸びかけのムダ毛でもよく反応し、今までより完全な脱毛が可能になりました。1回で広い範囲の脱毛が可能で両ワキで約5分〜10分程度です。
間隔も2ヶ月に1回程度でOK。わずか5〜6回約1年程度の治療で脱毛が終了します。
2000年にレーザー脱毛は医療行為であると通達しました。
認可された安心で安全な脱毛機器の脱毛用レーザーはアメリカのFDA(日本でいう厚生労働省)で認められている器械を使用するのが一般的です。
1回の脱毛を受けたら、そこの部分からは二度と毛が生えてこないと思っていませんか?
実は脱毛できる毛とできない毛があるのです。
脱毛は毛乳頭や毛根がある毛だけ脱毛でき、毛周期にある、休止期の毛は脱毛できません。
それは毛乳頭や毛根がないからなのです。
生えてこないように脱毛するためには、レーザーの熱をその毛包に当てる必要があります。
そのために休止期の毛が成長期に入ってから脱毛することになります。
これは絶縁針を用いた電気脱毛でも同様です。
同じ場所から毛が生えてきたと思うことがあるかもしれませんが、それは休止期の毛だったかもしれません。
脱毛は1回だけでは終わらないと考えた方が良いでしょう。
トラブルが起こった後では遅いです。大切なお肌に傷を負わないためにも安心してケアを受けられるクリニックを調べてから脱毛を受けて下さい。
むだ毛処理の定番といえるカミソリで剃るという方法をされている方は多いのではないでしょうか。
しかし、毛の断面が太くなり、皮膚の表面に出ている毛しか剃れないので、こまめに処理しなくてはならず大変でし表皮も削れ、お肌には良くありません。おまけに炎症や色素沈着を起こす可能性も。
毛抜きなどで抜くのは根気と時間を必要とする方法ですがきっちり毛根まで抜けた場合は良いのですが、次に伸びてきた毛が表皮から出られず埋もれ毛になったり、炎症を起こしてしまう可能性もあります。
抜き方によっては毛穴が開いてしまうこともあり、注意が必要で衛生面でも毛穴に汚れなどバイ菌が入らないように注意して下さい。
脱毛クリームで溶かし痛みもなくカミソリで剃ったように毛の断面も太くなりませんが、毛根が抜けるわけではないので、すぐに毛が伸びてきます。
脱毛クリームは毛を溶かすだけでなく、タンパク質でできているお肌も一緒に溶かしてしまいます。炎症やアレルギーの原因になるので、お肌の弱い方も注意が必要です。
ご自身で脱毛する際はとにかく衛生面やお肌に対するダメージに注意が必要です。